2020年12月11日

ミモザUの使い方

どうもさとしです。
セール1日目たくさんのお客様ご来店ありがとうございます。
メールや電話で購入されたお客様もたくさんいらっしゃいまして嬉しい限りです。
さてさて、そんな中各カメラ使い方が電話では伝わらない場合もあり、うちは特殊なカメラが多いのでネットでも使い方が載っていない場合が多々あります。
なのでそういった場合はブログで使い方お伝えできればと思います。
今回は「ミモザU」四角くてかわいいカメラですね。
InkedPC111137_LI.jpg
これが前から見たもので、
@シャッタースピード
A絞り(これを直接指で触れて動かす。)
Bヘリコイド(目測です)
Cシャッターボタン(フィルムを入れて巻き上げないと切れません)

となります。このカメラはフィルムを装填して巻き上げないとシャッターボタンでは切れないので無理して押さないでくださいね。ファインダーは目測なので素通しです。

PC111138.JPG
フィルム装填はこの三角形のやつを倒すと裏カバーを外すことができます。
外したのが以下のやつ。
PC111139.JPG

このままだとフィルムが入れられないので圧板を起こしてフィルムを装填します。
PC111140.JPG
けっこうしっかり止まっているので硬いですが頑張って起こしてください。

PC111141.JPG
フィルムを入れたら圧板を戻す。そして裏蓋をつけて三角形のを戻す。
これで装填はできたと思います。

次が巻上げと巻き戻し。
PC111142.JPG
上の画像の右側が巻上げで左側が巻き戻し。真ん中のがフィルムカウンターです。
フィルムを装填したらフィルムカウンターを時計回りに回して1の手前にある・マークにあわせてから空撮りをし、1が出たらそこから1枚目です。

撮り終わったら巻上げを上にあげると・・・
PC111143.JPG
こうなります。

そうしたらそのまま巻き戻してOKて感じです。

ミモザをこれから使おうという方はぜひ参考にしていただければと思います。
posted by さとし at 17:06| Comment(0) | カメラ使い方

2020年04月09日

Rolle35使い方動画

みなさま体調は大丈夫ですか?
コロナで浅草の街は仲見世もシャッターを閉めているところが多くて、雷門から浅草寺まで見通せるというびっくり景色です。昔から浅草に住んでいる早田清社長もこんな景色はじめてと驚いています。
お店も2人で並んで修理をすると万が一があるので、僕は家の作業場で、社長はお店で修理を行い、お店も窓を開けて通気をよくして三密を避けてやっています。
今はお店で買うってなかなかできないと思いますので電話やメールでご連絡をいただければ発送しますので、ぜひご利用ください。
また、カメラを手に取って購入したいという方が大半だと思いますので、それまでの参考や暇つぶしになればと動画をYouTubeにあげてみました。

第一回目はRolle35の使い方。
https://youtu.be/fptQUBz5-a8

今後いろんなカメラの紹介動画を作って皆様のカメラ選びの参考や暇つぶし動画になれば幸いです。
初めて動画を作ったのですが、まだまだ不慣れなものでテンポが悪くてすいません^^;
posted by さとし at 16:22| Comment(0) | カメラ使い方

2018年06月05日

ペンティ(Penti)の使い方

DSC02414.JPG
どうも3代目のさとしです。
当店でお客様からかわいいと好評のペンティ。135mmラピットフィルムを使った目測ハーフサイズカメラで、東ドイツで1950年ごろ作られたカメラです。かわいいカメラですよねわーい(嬉しい顔)みんな気になるこのカメラの使い方を紹介します。

まずはフィルムの入れ方ですが、このカメラはマガジンに詰めてつかうラピットフィルムを使います。
DSC02417.JPG
まず裏ブタを横のつまみを持ちながら後ろに引きます。

DSC02419.JPG
裏ブタが開いたらマガジンを両方取り出します。

DSC02423.JPG
普通に売ってる135mmフィルムを写真のように切ります。
DSC02425.JPG
そしてちょっと先を折ります。

なんでこのように切って折り込むかというともともとのラピットフィルムの形を模してるからなんです。ラピットフィルムって巻き込みと先を厚目にしていたんですね。
DSC02426.JPG
↑これが噂のラピットフィルム。ほんとにこんな形になっているのですね。この形と厚さがフィルムを詰めるときに引っかからない作りなんでしょうねひらめき

さてさてフィルムを詰める作業の続きです。
DSC02427.JPG
先ほど取り出したマガジンの片方にフィルムを詰めていきます。

DSC02428.JPG
ずりずりずりずり・・・止まるところまでつめればだいたい24枚くらい撮れます。(このカメラはハーフサイズなのでフルサイズなら12枚くらい)
※写真では光の下でやっていますが、本番では毛布などで手元を隠すなどして暗く光の入らないように詰めてください。

DSC02431.JPG
止まるところまで入れたらフィルムをチョッキン。

DSC02432.JPG
こちらもラピット形に切りもう一方のマガジンに先っぽを5センチくらい詰めます。

DSC02437.JPG
詰めたらいっぱい入れた方のマガジンを写真左側に、5センチくらいしか詰まってない方を右にセットして・・・

DSC02438.JPG
プレッシャープレート(この銀色の板)をパタッとかぶせます。

DSC02443.JPG
そしたらこのつまみでフィルムカウンターを・・・

DSC02444.JPG
0にあわせて裏ブタを閉めればフィルムを詰め作業はおしまいです手(チョキ)※0に合わせる前にチャージしていた場合シャッターボタンを切っておいてください。写真はチャージ棒が写らないようにチャージした状態なのです。。なんか逆にすいません。ふらふら

さてさて続いて写し方ですが、
DSC02448.JPG
横から出ているチャージ棒を奥まで押し込むとチャージ&フィルム送りが行われます。

DSC02446.JPG
シャッターボタンを押すと棒がビョーンと飛び出してきます。2回カラ写ししてカウンターが1のところまできたら写し始めます。

DSC02451.JPG
レンズの外側がシャッタースピード。

DSC02452.JPG
一番内側が絞り(F値)。

DSC02453.JPG
そしてこのつまんでるのが写す距離を決めるヘリコイドです。このカメラは目測なので対象物までの距離を自分で決めます。

このシャッタースピード、絞り、ヘリコイドで距離を決めたら撮っていきます。
24枚撮ったらフィルムをとりだします。
DSC02458.JPG
裏ブタを開けるとこんな感じでちょっとフィルムが出ているのでこのまま現像に出します。
現像に出すときに注意することは3つです。
@フィルムがペロッと出ている状態で現像に出します。(奥まで入れるとフィルムが取れなくなっちゃうので・・・)
A現像するお店にマガジンを返して下さいと伝えましょう。(このマガジンも貴重なものなので^^;)
B現像するお店に「ラピットフィルムなので奥は止まっていません」と伝えましょう。(お店は機械現像だと思うので、機械に入れてジャーっとフィルムを入れると止まらないので奥に入ってしまい現像のお店の人が泣いちゃうか怒っちゃいます。)

ここまで出来ればもうペンティマスターです。当店色々な色を取り揃えておりますので是非見に来てくださいわーい(嬉しい顔)
あ、お値段は税込19,440円でーす!

PS.写真とるの手伝ってくれたYSさんありがとうございました。あの後無事に金魚のエアポンプ買いに行けたのだろうかあせあせ(飛び散る汗)
posted by さとし at 19:44| Comment(5) | カメラ使い方